あ め だ ま 図 書 館

読んだ本を紹介!本の世界へようそこ!

2024-01-01から1年間の記事一覧

「同志少女よ、敵を撃て」 逢坂冬馬

2022年本屋大賞受賞作。本屋で見ない日はなかった本作をようやく読みました。 『同志少女よ、敵を撃て』 第二次世界大戦中の1941年〜1945年にソ連とドイツの間で行われた独ソ戦(東部戦線)での ソ連の女性狙撃兵にスポットが当てられている。 ナチス・ドイツ…

『四畳半神話大系』 森見登美彦

今年のお盆に下鴨神社で毎年行われる 下鴨神社古本市に行こう。と 森見好き達を集めているので森見登美彦を読み進める。 むかし読んだことと、アニメを見た記憶があるものの全くもって覚えていない。 本を読んで感想を書くとこれが少し記憶に定着するという…

『おとなになるのび太たちへ』

あめだまの世代1990年代は、ドラえもんをみて 育ってきたと言って過言ではないと思う。 ドラえもんで友達の大切さを知り、 「こんなことできたらいいな、 あんなことできたらいいな」 夢に向かって妄想を広げてきた。 『おとなになるのび太たちへ』 子供のこ…

『毎日が楽しくなる17の物語』 志賀内泰弘

タイトルに惹かれて読んでみることにした。 毎日楽しく生きれるなら、それ以上の喜びはないだろう。 最近平日は仕事に追われ何も手につかず帰っては寝るを繰り返していましたが、 土日含めて突然の仕事の発生もなく組んだ予定を全力で毎日楽しんでます。 地…

『シャンデリア』 川上未映子

Kindle Unlimitedが最近特に偉大で、 電車に乗ってる隙間時間やタバコをふかしながらの隙間時間にスマホでさっと読めるので、 インスタやTwitterなどなど目的もなくネットの海に彷徨わずにすむのが、気持ち的に有意義だなと思ってます。 月額980円かかるもの…

『「すぐやる人」の読書術』 塚本亮

私の部屋には、一昨日脱ぎ捨てたコートや、週末に家で飲んだウイスキー「ワイルドターキー」、ポストに投函された広告の紙なんてものが そこらかしこに転がっている。 片付けねばと思うのだが手は動かない。 おそらくまた来週に友達が家に来るまで、 思い立…

『スクラップ・アンド・ビルド』 羽田圭介

あめだまが本を ちょうどあまり読まなくなった頃に、 長年のノミネート落選を超えて、 芥川賞受賞でちまたを騒がせていた本作。 タイトルのスクラップアンドビルドから仕事に からむ建築的なものを感じて、 過去を取り返すために本作を手に取った。 『スクラ…

『生欲』 朝井リョウ

いろいろなところでみかける2023年に1番お勧めされている本ではないだろうか。 今2022年本屋大賞の『同志少女よ、敵を撃て』を読んでにも関わらず、 恥ずかしながら本屋大賞2022年のノミネート作品だと知らずに、 なんとなくディープな世界が広がっていそう…

『コンビニ人間』 村田沙耶香

Kindle Unlimitedの中にあったので出張に向かう 新幹線の中で読んだ。 最近本屋でもインスタでも見かけ気になっていた。 読んでいる新幹線では広島の方面から横浜まで 高校生が修学旅行にうかれ動物のように騒いでいた。 人間は高尚にとりつくろい地球の頂点…

『ファラオの密室』 白川尚史

2024年「このミステリーがすごい」大賞受賞作 古代エジプトで巻き起こるミステリー。 テーマがツボすぎる。 『ファラオの密室』 古代エジプトについて少し詳しくなり、 ミステリーとしての満足感も大きく有り、 人情劇な部分でも心温まる、そんな作品です。 …

『うつくしい人』 西加奈子

私たちは他人の目を気にして生きている。 その気持ちがゆっくり解けていく。 そんな口コミをととに手に取った一冊です。 挨拶が遅れました、 新年明けましておめでとうございます。 昨年末から始めた本ブログも初めて1ヶ月になりました。 1ヶ月で漫画も合わ…

『将棋の子』 大崎善生

ノンフィクション系100選とかで見かけて、 手に取った本作。 「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」で ノンフィクション面白やない!から 私を知らない世界に連れて行ってくれないか! と次は将棋の世界を覗き込むことにした。 『将棋の子』 最近では…