タイトルに惹かれて読んでみることにした。
毎日楽しく生きれるなら、それ以上の喜びはないだろう。
最近平日は仕事に追われ何も手につかず帰っては寝るを繰り返していましたが、
土日含めて突然の仕事の発生もなく組んだ予定を全力で毎日楽しんでます。
地元の友達を連れて大阪まで朝まだ飲んでとか、
嫁を連れてスノボーにとか
アクティブにすごす土日の楽しさ。
再来週も飛騨まで大学の友達夫婦とスノボーです
これが毎日に楽しくなったらいいですよね。
『毎日が楽しくなる17の物語』
心がほっこりする話を17個集めてありました。
日常に落ちているちょっとした話。
あなたもいいことして気持ちがいいと、
1日幸せな気持ちになったりして
楽しく過ごせる日があったことでしょう。
例えばおばあさんに電車の席を譲ったとか。
思いやりの心を他人に向けること。
けどこれって当たり前になりつつあって
いいことをするってを義務に感じて
特に感じることはなかった。
思いやりのある社会にしていこうって文化が
いいことなんだけど、
義務感ってものが発生している気がしてならない。
2009年から時代は変わってきているのかもしれない。
あめだま的評価★☆☆☆☆(1/5)
『毎日が楽しくなる17の物語』
初出版:2009年4月20日
著者:志賀内泰弘
名古屋市在住。2006年、金融機関を退職後、コラムニストや経営コンサルタントなど幅広く活躍。著書に『№1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡』など多数
-あらすじ-
著者は「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」を主催しています。
この活動はついつい見過ごされるような小さな親切をする人を紹介し、
世の中を「思いやり」で満たそうという運動です。だから著者のもとには、
全国から心あたたまるいい話が寄せられています。
本書では、そんなたくさんの「いい話」から選りすぐった17本を「心の三ツ星レストラン」の
メニューとしてあなたの前に提供します。
その「いい話」の震えるような感動は、
あなたの心を癒し、明日への勇気をくれます。また、この「いい話」を味わえば味わうほど、
仕事や人生で大切なことに気づきます。ちょっと心が疲れたとき、
心に潤いがなくなったとき、読んでみてください。
人はこんなにも、やさしくあたたかい。人生のステップアップのための
たくさんの「気づき」が見つかる本です。
-ネタバレ有りあめだま的感想-
正直「いいこと」が当たり前になってきており、
いい社会だなという反面、
やらない人っていうのを非難するぐらいの社会を感じてならない。
いいことをすることに感じる義務感に嫌気がさす。
これで毎日楽しくなるような社会には
今の日本には存在しないと思う。
それでも、本書でまあそうだなと思ったことを
つらつらと感想としてかいて行きます。
①情けは人のためならず
久しぶりに聞いたなと。
小学生の頃によく聞いたなと思ったが、
最近はあまり耳にしていなかった。
目の不自由な方にトイレまで案内しようと
したが、
その目の不自由な方は案内を遠慮する。
それにはこれから案内がない時に
トイレに行けないので道を覚えようと
していたからだった。
スクラップアンドビルドの祖父の介護の
手助けせずに、衰えさせない努力をさせる
こんな人のために思う見守るという
スタンスというのが最近あまり聞かない
新しい思いやりというものなのかもしれない。
②一流とは
何をもって一流とするのか。
飛行機の洗面所で一流が入った後は、
洗面に水滴もなく綺麗にしてから
退出しているそうだ。
一流の使った後の洗面所がきれいとか、
思いやりの心から発生しているとは
あまり思わないが、
自分というブランドを高めることが
一流ということなのかもしれない。
一流が使い終わった部屋のホテルが
荒れ果てて汚かったらたしかに、
それはこの人どうなのー??ってなるよね
これも義務感から発生する
それになってしまう気がする
17の物語をただ、作者の感想を踏まえてつらつらと書かれている。
正直それだけでは、この本を読んで捻くれ者のあめだまでは
心に響くものを感じなかった。
途中何度も読むのをやめようか悩んだが、
捻くれ者が少しでも素直になれれば読み終えることが
できました