あ め だ ま 図 書 館

読んだ本を紹介!本の世界へようそこ!

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『スクラップ・アンド・ビルド』 羽田圭介

あめだまが本を ちょうどあまり読まなくなった頃に、 長年のノミネート落選を超えて、 芥川賞受賞でちまたを騒がせていた本作。 タイトルのスクラップアンドビルドから仕事に からむ建築的なものを感じて、 過去を取り返すために本作を手に取った。 『スクラ…

『生欲』 朝井リョウ

いろいろなところでみかける2023年に1番お勧めされている本ではないだろうか。 今2022年本屋大賞の『同志少女よ、敵を撃て』を読んでにも関わらず、 恥ずかしながら本屋大賞2022年のノミネート作品だと知らずに、 なんとなくディープな世界が広がっていそう…

『コンビニ人間』 村田沙耶香

Kindle Unlimitedの中にあったので出張に向かう 新幹線の中で読んだ。 最近本屋でもインスタでも見かけ気になっていた。 読んでいる新幹線では広島の方面から横浜まで 高校生が修学旅行にうかれ動物のように騒いでいた。 人間は高尚にとりつくろい地球の頂点…

『ファラオの密室』 白川尚史

2024年「このミステリーがすごい」大賞受賞作 古代エジプトで巻き起こるミステリー。 テーマがツボすぎる。 『ファラオの密室』 古代エジプトについて少し詳しくなり、 ミステリーとしての満足感も大きく有り、 人情劇な部分でも心温まる、そんな作品です。 …

『うつくしい人』 西加奈子

私たちは他人の目を気にして生きている。 その気持ちがゆっくり解けていく。 そんな口コミをととに手に取った一冊です。 挨拶が遅れました、 新年明けましておめでとうございます。 昨年末から始めた本ブログも初めて1ヶ月になりました。 1ヶ月で漫画も合わ…

『将棋の子』 大崎善生

ノンフィクション系100選とかで見かけて、 手に取った本作。 「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」で ノンフィクション面白やない!から 私を知らない世界に連れて行ってくれないか! と次は将棋の世界を覗き込むことにした。 『将棋の子』 最近では…