あ め だ ま 図 書 館

読んだ本を紹介!本の世界へようそこ!

『世界の1流は「雑談」で何を話しているのか』ピュートル・フェリックス・グジバチ

タイトルに惹かれて読み始めた本作。

 

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正直、ベースがビジネスにおいての「雑談』について書かれており、人に勧めるほどの本でもないかってのが正直な感想です。

 

ただ、会社での雑談に悩んでる方や、営業職の方は是非読んでみることをお勧めします!

 

1流のビジネスマンになるためには必読かもしれません。

 

あめだま的になるほどな、と思った点は、

この人は結婚してるのかな?と

知りたくなった時に

「結婚されてますか?」とは

なかなか聞きにくく

相手も独身などの場合心苦しいが

「週末は何をされるのですか?」と質問し、

「週末は子供の少年野球のコーチをしてる。」

と返答をもらえれば、目的は達成される。

聞きたいけど聞きにくいことは、

外側のそれとない話から引き出すことができる。

 

 

『世界の一流は「雑談」で

                 何を話しているのか?』

初版発行:2023年3月

あめだま的評価★★☆☆☆

 

作者:ピュートル・フェリクス・グジバチ

 プロノイア・グループ株式会社 代表取締役

   株式会社TimeLeap 取締役
   連続起業家、投資家、経営コンサルタント

   執筆者。モルガン・スタンレーを経て、

   Google Japanで人材開発、組織改革、

   リーダーシップマネジメントに従事。

   2015年に独立し、未来創造企業の

   プロノイア・グループを設立。

   2016年にHRテクノロジー企業モティファイを

   共同創立し、2020年にエグジット。

   2019年に起業家教育事業のTimeLeapを創立。

   ベストセラー『NEW ELITE』他、

   ポーランド出身。

  

-あめだま的要点まとめ-

 

・雑談の目的

 ①お互いに「信頼」できる関係を築く

 ②お互いに「信用」できることを確認する

 ③お互いを「尊敬」でから関係を作る

「チャンス」作りの第一歩にする

「雑談」=「無駄話」じゃない

 

・日本人は自己開示になれていない

 学生の試験で暗記を繰り返し社会人になる日本人は考えることが苦手であり、自分の意見的な部分は育ててきていない。

確かに、学生時代試験よりも発表会などのほうが億劫であり、時間をかけた記憶があまりない。

また、日本人は相手の気持ちを「察する」「空気を読む」ということに美徳としての文化があり、自己開示をしない

 

・自己開示にはまず自己認識

 ①「価値観」何を大切にしているのか

 ②「信念」 何が正しいと思っているのか

 ③「希望」 何を求めているのか

 

・無条件の肯定関心

 相手の話を好き・嫌い、良し・悪し、ではなく

 「なぜそのように考えているか」を肯定的に

 知ろうとする

 

・だから結局、世界の1流は「雑談」で何を

 話しているのか

 相手と関係を深めるために事前調査を怠らず、

 自分を開示し、

 「相手に興味がある」

 「相手のことを信頼している」ことを

 雑談で伝えるのだ。

 それを感じた相手はそれに自ずと答え、

 相手も自己を開示してくれるだろう。

 

 

 

私からこれを書いて今読んでくれたあなたに

「雑談」を持ちかけることはできないので、

新しい出会いがあれば、これを試してみようと

思います。

そこに、私がこれまででは起こり得なかった、

新たな関係が待っている気がする。