大学時代の友人が異様な地下建築を見つけ、この建築内に閉じ込められる。
地下建築『方舟』。
9人のうち死んでいいのは、ーー死んでいいのは誰か?
「地下建築」の言葉に惹かれて購入。
ミステリーを読むのは何か気合がいるものだな。。。
と読み進めている手はいつも以上に重いものの手が止まることはなかった。
異様な雰囲気と何が起きてるんだ?という謎。
そして衝撃のラスト数ページ。
是非このゾクゾクを味わってもらいたい。
中学生の時に読んだ山田悠介を少し思いだした。
そう思えばこういうの好きだったなと今の自分と中学生の自分の変化を少し感じた。
ーーーー内容ネタベレ注意ーーーーー
まず、読んでいて地震が起こり状況を把握した思ったことは
いや、早く1人決めてレスキュー呼ぶのが1番ええやない?
の思考が止まらない。
次にダイビングの道具が見つかる
泳いで逆側に待機して土を掘れば救助までの時間そんなにかからなくない?
と思ってしまう。
犯人は誰だ?よりどうやったら助かるか?を考えてしまって推理をする余裕がない。
最後まで読んで
あ、そういうことか。。。
持ってた疑問がこのためにあるのかと気づく。
もちろんここでひっくり返るのにめちゃめちゃ
ゾクゾクした。
けどどうしてもこの状況に持ってくるまでに違和感でスッキリはできなかった。
自分の頭はあめだま並みに甘いが同じつまづきをしてしまった人もいたのではと思う。
ミステリー付きの嫁に読んでもらって感想をきけたらコメントに残そうと思う。
(読んでくれるかはわからない)
まあ、そこは一旦考えるのをやめようと思う。
読み終わって考えてみる
「 死んでいいのは誰か? 」
...
...
本の世界だからリアルにできていないかもしれないが、自分かな?と。
実際に方舟の中に自分がいたとしてその時の自分もそう思うかは自信はないけれど、
人を見捨てて生きていける自信がない。